家内安全 来年は良い年に 店彩る縁起物やしめ飾り 歳の市始まる
正月用の縁起物やしめ飾りを販売する「歳(とし)の市」が25日、函館市内で始まった。市歳の市商業組合(柴田任弘組合長)に加盟する9店が松風町(大門地区)、中島町(中島廉売)、弁天町(大黒通り)、湯川町の4カ所で露店を構え、華やかなしめ飾りやまゆ玉などで店頭を彩っている。
組合員には農家も多く、商品は手作り。車や玄関用などさまざまな大きさのしめ飾り、タイや大黒様、恵比寿様をにぎやかに飾り付けた神棚用の「ごぼう〆(じめ)」などを並べる。60年前から毎年、中島廉売に店を出す丸山重美さん(86)に「売れ筋は1000円の玄関用しめ飾り。市販品よりも安い」と自信を見せる。
松風町に出店する柴田組合長(68)は「厄(やく)を払う意味があるので日本古来の風習を守り、質の良いものを出したい」とし、「景気が良くなり、病気もせずに皆さんが幸せになれるよう気持ちを込めて売ります」と話す。客足のピークは28日ごろで、31日まで販売する。
update 2008/12/26 13:30
提供 - 函館新聞社
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