大野川に1万円札371枚/北斗市が保管 落とし主捜す
【北斗】北斗市内を流れる大野川でこのほど、1万円札371枚が沈んでいるのが発見された。回収した現金を保管している同市は「このご時世に…」と首をかしげるばかり。同市は本庁舎や支所など市内4カ所に、事実関係を記した紙を掲示して告知し、落とし主を捜している。
同市によると、1日午前10時50分ごろ、市内在住の女性が河口から約800メートル上流で、同本庁舎東側に位置する上有川橋付近で、1万円札が沈んでいるのを見つけて通報。その後、河川管理者の函館土現が上流に向かって調べた。
4日間の調査で、約4キロ上流の千代田橋付近から河口の500メートル上流までの間に現金が散乱しているのを確認した。約100枚が千代田橋の下で集中的に発見されており、同市や同土現は千代田橋から落とされたとみている。一部は札が塊で見つかり、連番になっていた。
拾得物は通常、管轄の警察署が保管するが、水難救護法によって、漂着物や沈殿物は市町村が管理することになっている。市は3日から告示し、落とし主を捜しているが、これまで名乗り出た人はいないという。
告示後、来年6月2日までの半年間で落とし主が現れない場合、回収した現金は市が取得することになる。
提供 - 函館新聞社
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