光の舞台 名残惜しく クリスマスファンタジー閉幕

 函館市末広町の赤レンガ倉庫群で1日から、華やかな催しが繰り広げられてきた「2008はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が25日、閉幕した。ファイナルセレモニーでは25日間にわたって輝き続けたメーンツリーの電飾が静かに消え、詰め掛けた市民や観光客が名残惜しそうに見守った。

 午後6時から行われた最後の点灯式は、今年から同ファンタジーの公式キャラクターとなった「ニッキー」やトナカイの「ファンファン」の着ぐるみが登場。続くダンスステージでは道教大函館校モダンダンス部のダンスパフォーマンス、アクターズスタジオ函館校の生徒によるボーカルステージなどが行われ、最後の盛り上がりを見せた。

 会場には家族連れやカップルが大勢訪れ、メーンツリーをバックに記念写真を撮影したり、スープバーのスープで体を温めながら、光に彩られた舞台を満喫していた。

 午後8時からファイナルセレモニーが始まり、ツリーの輝きをバックに、ゴスペルグループの清らかな歌声が会場に響いた。再び「ニッキー」らキャラクターが登場し、観客に向って「また来年も会いましょう」と呼び掛けた後、会場を毎日照らし続けたツリーの約5万個の電飾が徐々に消灯し、盛大に花火が打ち上げられた。

 東京から来た山田丈夫さん(41)、佳織さん(39)夫妻は「毎回、ファイナルセレモニーに参加している。いつ見ても感動する」と、閉幕後も余韻に浸っていた。

update 2008/12/26 13:29
提供 - 函館新聞社


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