ウド出荷始まる
【北斗】ビニールハウスで育った一足早い早春の味、ウドの収穫が北斗市内で始まった。同市内のウド栽培農家は8戸で、このうち同市追分の秋庭真人さん(29)方ではビニールハウス4棟で育成している。
11月初旬に植えた根株を17―20度に保った土の中で、1カ月半掛けて30―50センチに成長させた。収穫作業は例年よりやや遅い21日からで、妻の里美さん(30)や地域住民が取り組んでいる。地面からニョッキリと5センチほど芽を出したウドを、傷つけないように手で株ごと取り出し、根を包丁で切り取って手早く箱に詰める。秋庭さん方では1日に50箱を出荷する。
ハウス栽培のウドはてんぷらや酢みそあえがおいしく、サラダなどにもできる。卸値は1箱(2キロ入り)で平年並みの1500円前後という。秋庭さんは「自生するものと比べ、アクが少なく食べやすい。取れ立てのウドを味わって」と話している。収穫は2月下旬ごろまで続き、主に札幌市に出荷される。
update 2008/12/25 14:45
提供 - 函館新聞社
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。