鍛神小PTAベルマーク部、便りコンクールで入選
函館鍛神小学校(長谷恵校長、児童471人)のPTAベルマーク部(能城ひろみ部長、部員93人)がこのほど、「第23回ベルマーク便りコンクール」(ベルマーク財団主催)の上位10校に初入選した。能城部長は「地道な取り組みが評価されてうれしい」と受賞を喜んでいる。
同コンクールは、各校のPTAが取り組むベルマーク運動の活動内容のほか、児童・生徒らに配布する資料のレイアウトなどを競うもの。今回、全国から105小学校・園が応募した。同財団のメンバーが審査し、上位入選校10校、佳作10校、特別賞1校が選ばれた。同校はこれまでもベルマーク運動を続けてきたが、今回初めて応募した。
同部は昨年4月、能城さんが部長に就任し、「学校支援や社会貢献の活動に理解を深めてもらいたい」とベルマーク収集運動を本格化。これまでの活動に加え、校内や近隣のスーパーなどに回収箱4箱を設置し、児童や教職員、地域住民にベルマーク集めの協力を呼び掛けた。能城部長を中心に部員がB4判の「ベルマーク便り」も発行。ベルマークがどんな商品に付いているかや、集めたベルマークで社会福祉ができる仕組みを、イラストや写真、文字の大きさを工夫するなどして作成し、全児童らに配布した。
こうした呼び掛けの結果、約1万9千枚が集まり、今年6月には大型冷蔵庫と交換し、同校家庭科室に設置。能城部長は「活動を通じて教職員や地域との交流も深まった」とも話している。
コンクールには、ベルマーク収集を呼び掛けるチラシや便りなど4枚をまとめて応募し、11月中旬、入選の吉報が届いた。
同財団によると、コンクールでは、活字の大きさやカラーのイラスト、分かりやすい説明などが評価された。
能城部長は「子どもがベルマークに興味を持つなど効果が出てきている。これからも頑張りたい」と笑顔。PTA会計の表みどりさんは「もっと地域住民と連携して活動できれば」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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