菜の花キャンドル&アロマナイト
菜の花の菜種油でともした明かりと天然アロマの香りを楽しむイベント「菜の花キャンドル&アロマナイト」(はこだて菜の花プロジェクトなどが主催)が20日夜、箱館高田屋嘉兵衛資料館(函館市末広町)で開かれた。市民や観光客らがほのかにともる「菜の花キャンドル」の明かりに心を癒やされていた。
同プロジェクトは、函館ゆかりの豪商・高田屋嘉兵衛が好んだといわれる菜の花を料理やエネルギーに活用していこうと、毎年中野町の畑で菜の花を栽培している。 イベントではろうそくの代わりに、収穫した菜種から搾った菜種油をホタテの貝殻に注ぎ、点火して明かりをともした。
来場者は貝殻にメッセージやイラストを書き込んだ後、搾油機から注がれた油を貝殻で受け取り、同資料館の入り口付近にそっと置いて火をつけていた。
北斗市向野から来た武安和子さん(64)は「高田屋嘉兵衛をしのんで体験してみた。昔の人は油を取ることをよく考えたものですね」と話していた。
このほか、天然アロマ精油やハーブティーのコーナーも開かれ、5人組バンド「武央アンドフレンズ」のライブも行われた。
提供 - 函館新聞社
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