「中島れんばい横丁」始まる
函館市中島町の中島廉売で19日、空き店舗を活用したイベント「中島れんばい横丁」(実行委主催)が始まった。屋台5店が並び、訪れた市民がおでんや豚汁など体の温まるメニューを味わった。
地域社会の形成や廉売の活性化を目指し、廉売内に事務局を移転したNPO法人全国精神障がい者地域生活支援センターの能登正勝理事長(31)が実行委を立ち上げて企画。今後も毎月第4金・土曜日に実施する。
広さ約83平方メートルの空き店舗(中島町26)を借り、店舗内に実行委が手作りした屋台を設置。熱かんや生ビール、ワインなどのアルコール類、多彩なジャンルのメニューをそろえた。函館育ちの「函館男爵黒豚」を100%使用したメンチカツなどを販売する「函館黒福多(くろぶた)屋」(富岡町1)、から揚げなどを提供する「ホルモン研究所」(松風町)も新たに実行委に加盟して出店し、揚げ立てのメニューを提供して人気を集めた。
飲食スペースも設けられ、家族連れで訪れた桔梗町の会社社長旦尾雅樹さん(40)は「函館にあまり屋台がないので来たかいがあった。もっと開催日を増やしてほしい」と楽しんでいた。
共催する中島町商店街振興組合の二本柳秀樹理事長(57)は「とてもいい雰囲気。空き店舗のいい活用方法にもなる」とし、能登理事長も「コミュニティーづくりや廉売の活性化につながるよう定着させたい」と話していた。20日も午後5時から同10時半まで開かれる。
提供 - 函館新聞社
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