全国手作り封筒展 26日まで
身近にある不用な紙を再利用した“世界でたった一つの封筒”を紹介する「全国手作り封筒の輪」(函館市、清田延子代表)の展示会が26日まで、函館市湯川町3のみちのく銀行湯川支店(福舘正美支店長)で開かれている。全国から清田さんの元に届いた手作り封筒約120点が並ぶ。
カレンダーやチラシなど不用な紙を用い、その写真、イラストを生かす手作り封筒は、清田さんが函館から全国に広め、講師も務めている。1991年からこれまでに各地で70回以上展示会が開催され、同支店では6年前に続いて2回目となる。福舘支店長は「お客さまが待っている間に見て楽しんでもらっている」と話す。
清田さんの活動を新聞や本で知り、封筒作りを始めた全国の人が作品を見てもらおうと手紙を入れて送ってくるという。その数は毎月100通に上り、年代も小学生から90代と幅広い。会場には定形郵便物(縦23・5センチ、横12センチ)サイズの封筒を展示。清田さんは「手作り封筒は定形サイズの中の芸術作品」とし、特に切手と封筒の絵や柄が互いに連動している作品を選んだという。
封筒と切手を同じ絵にしたり、花柄の封筒にチョウが描かれた切手を張るなど、関連性を持たせて工夫した作品ばかり。封筒と切手を組み合わせて一つの風景を形成した絵画のような作品もある。清田さんは「心和む作品を見て自分でも作ってみたいと思ってもらえたら」と話している。午前9時―午後3時(平日のみ)。
提供 - 函館新聞社
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