「函館での経験あってこそ」西武入団 函大・坂田外野手激励会
プロ野球埼玉西武ライオンズに入団した函大4年の坂田遼外野手(22、横浜創学館高)の激励会(函大硬式野球部球援会、同大同窓会など主催)が14日、函館市湯川町2の「花びしホテル」で開かれ、同大の野球部員やOB、職員ら約120人が参加した。坂田はプロとしての活躍を誓った。
会場内に設置されたスクリーンに、10月のドラフトで同球団が4巡目に指名した映像が流れ、坂田は同部員の3人の肩車に乗り、真新しいライオンズのユニホーム姿で登場。母浩子さん(46)とともにステージ上で花束を受け取った。
主催者を代表して球援会の松倉清治会長が「早く1軍に上がって、活躍することを願っている」とあいさつ。同大の溝田春夫学長と小笠原愈学長は「感謝の気持ちを忘れずに頑張ってほしい」とエールを送った。
祝杯を上げ、参加者は坂田に激励の言葉を送り、最後に坂田に記念品が贈られた。坂田は「函館に来たからこそ今の自分がある。これまでの苦い経験や感謝の気持ち、楽しい思い出を忘れず頑張り、這い上がっていきたい」と力強く語った。
坂田と同じ高校出身で、同部の松本一八前主将は「入学したときから上に行く選手だと思っていた。けがをせず、自分のバッティングを磨けば活躍できるはず」とし、浩子さんは「指名されたときはとてもうれしかった。少しでも長くプロにいて、夢を与える選手になってほしい」と話していた。同部の阪内俊喜監督は「今年の部の活躍そのものが評価されたようで、感謝の気持ちでいっぱい。坂田はみんながいて自分がいるということを忘れず、函大の名を背負ってプレーしてほしい」と期待を寄せていた。
提供 - 函館新聞社
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