スケート場、スキー場オープン
【函館、七飯】道南に本格的なウインタースポーツシーズン到来―。函館市民スケート場(金掘町10)と函館七飯スノーパーク(七飯町東大沼666)が13日、オープンした。12月に入り暖かい日が続いてが、11日ごろからの冷え込みで無事、氷や雪が保たれ、営業開始となった。ともに朝から子どもたちや家族連れが訪れ、にぎわいを見せていた。
函館市民スケート場では、市内の小学生など約150人が列を作りオープンを待った。セレモニーでは同スケート場を運営する市文化・スポーツ振興財団の金山正智理事長が「暖かい日が多く、氷の仕上がりが心配だったが、無事に開幕を迎えられた。今季も元気に安全にスケートを楽しんでください」とあいさつし、市教委の多賀谷智教育長の号砲で外周250メートルのスピードリンクとサブリンクが開放された。
来場者は早速、銀盤の感触を確かめるように初滑りを楽しんだ。函館港小5年の吉岡穂高君(11)は「この日を待っていたのでうれしい。昨季は10回来たので、今季も10回以上来て、速く滑れるようになりたい」と話していた。
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道南のスキー場で一番早いオープンを迎えた函館七飯スノーパークでは、親子連れなど約300人が来場し、思い思いのシュプールを描いていた。
11日に降った雪と、人工降雪機で約30センチの積雪となり、約1キロの小沼コースのみが完成した。今月20日をめどに頂上部からの約4キロのコースなど順次、オープンしていく予定。村山徹支配人(38)は「この日を待っていた客の期待に応えられたことがとてもうれしい。雪質には少し物足りなさがあるが、天候と徹夜で頑張ったスタッフに感謝している」と話していた。
気持ち良さそうにスノーボードで滑っていた函館市の黒島隆一さん(22)は「シーズン到来が待ち通しかったので最高の気分。毎週のようにこのスキー場を訪れたい」と笑顔だった。
提供 - 函館新聞社
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