夜景ファンが交流 市民団体が初のサミット
函館の夜景の魅力を幅広く全国にPRすることを目指す市民団体「日本一美しい函館100万ドル夜景愛好会」(王未来代表)による第1回「サミット」が13日、函館山山頂展望台のイベントホール・クレモナで開かれた。函館市とその近郊を中心に、遠くは札幌市から合わせて約180人の「函館夜景ファン」が詰め掛け、多彩なイベント通じて親交を深めるとともに、函館夜景の人気を名実ともに日本一にするために一致団結することを誓った。
同愛好会は、王代表が「100万ドルの夜景」の商標権を取得したことをきっかけに、このキャッチフレーズを生かして函館夜景のPR活動を展開しようと今年1月に発足。主にホームページを通じて会員を募ってきたところ、現在までに全国各地から約200人の会員がウェブ登録している。今回のサミットは会員同士の交流を深めながら、新たな会員を掘り起こそうと企画したもので、当初の予想を超える参加者により会場は満員の盛況となった。
眼下に打ち上がるクリスマスファンタジーの花火をバックにあいさつに立った王代表は「ネットで『夜景』『美しい』と検索しても、函館のランクは東京や横浜などよりずっと下になってしまう。みなさんの力を結集して、ブログやホームページ、また口コミなどを通じて函館の100万ドルの夜景の魅力を多くの人たちに広めて、日本一にしましょう」と力強く呼びかけた。
この後ステージでは、ゴスペルコーラスや手回しパイプオルガンによるクリスマスキャロルの演奏などが繰り広げられ、会場は和やかなクリスマスムードに包まれた。また同会が主催した函館夜景をテーマにした「キラキラフォトコンテスト」の結果発表も行われ、北斗市の島津彰さんの「残照 駒ケ岳と巴港」が最優秀賞に輝いた。 王代表は「これほど多くの人たちに集まってもらえるとは想像していなかったので感激している。今後も年に1回、会員同士が交流できるサミット開くとともに、函館夜景PRのために様々なアイデアを出し合っていきたい」と意欲を見せていた。
提供 - 函館新聞社
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