丑の置物作りピーク

 函館市山の手2の「函館バウハウス工房」(佐藤留利子さん主宰)では、来年のえと「丑(うし)」の置物の制作がピークを迎えている。陶芸作家石川久美子さん(34)が1個ずつ手作りする作品はどれも愛らしく、人気を集めている。

 えとにちなんだ陶芸作品は年中需要があり、遊び心を加味できるモチーフとして、2004年のえと「申(さる)」から作り出した。今年も10月から作業を始め、現在は来年店頭に並べる作品を制作中。年内に約50個を作る予定だ。

 粘土でパーツを組み合わせて形を作り、乾燥させてから素焼きする。焼き上がったら陶芸用のクレヨンや釉薬(ゆうやく)などを使い筆で色付けし、本焼きして出来上がり。特徴はどっしりした四角い胴体に描かれるカラフルな模様。最も時間が掛かるという顔は、のんびりした表情が個性的だ。石川さんは「小さい目が案外かわいく、描くのが楽しい」と話す。

 メーンの置物は横6センチ、幅4センチ、高さ5センチ。ボクサー姿や牛乳を飲んでいるユニークな1点ものの作品もある。はこだて工芸舎(元町32)などで取り扱っているほか、インターネットでも販売中。価格は2100―4200円。問い合わせは同工芸舎TEL0138・22・7706。

update 2008/12/13 11:04
提供 - 函館新聞社


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