西尾市長ら中小企業の融資円滑化へ金融機関に要望書
世界的な金融上安の広がりで金融機関による貸し渋りが懸念される中、函館市の西尾正範市長や函館商工会議所の高野洋蔵会頭らは8日、同市内の金融機関などを訪れ、中小企業者に対する融資の円滑化を働きかける要望書を提出した。金融機関に向けて、官民の連吊で同様の要望をするのは、旧拓銀が経営破たんした1997年11月以来となる。
この日参加したのは2氏のほかに、函館市議会の阿部善一議長、函館市亀田商工会の竹林良雄会長、函館東商工会の尾関忠義会長。同市内に拠点を置く銀行の統括店、信金、信組など13カ所を回った。
このうち、北洋銀行函館中央支店(同市若松町15、東陽一支店長)では、西尾市長が「厳しい経済情勢だが、年末にかけて中小企業が資金繰りに息詰まらないよう、きめ細かな配慮をお願いしたい」と述べ、5者連吊の要望書を提出。東支店長は「金融界にとっても大変な時期にあるが、話し合いをすれば必ず道は開けると思うので、可能な限り早めに相談するよう呼び掛けてほしい」と答えた。
update 2008/12/9 10:46
提供 - 函館新聞社
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