函館渡辺病院で新棟竣工式
特定・特別医療法人函館渡辺病院(函館市湯川町1、川口崇理事長)の東棟新築工事がこのほど終了し6日、新棟で竣工式が行われた。同病院職員や工事関係者ら約40人が出席し、新棟完成を祝った。
現在の東棟が築35年と老朽化が進んだことなどから、昨年10月から駐車場スペースに新東棟の新築工事を進めてきた。新棟は鉄筋コンクリート造り5階建てで、延べ床面積は6962平方メートル。
1階部分に作業療法科や、訪問介護などのヘルパーステーションを配置し、2―4階部分を精神科病棟、5階部分をストレスケアや思春期の専門病棟とした。病室は患者のプライバシーや快適性に配慮し、個室のほか、個室スペースを確保した多床室も備えた。病床数は計210床。院内保育園も新築し、新東棟に隣接している。
竣工式は神事にのっとり行われ、神主の祝詞奏上後、川口理事長や三上昭廣院長らが玉ぐしをささげた。
式後、出席者を対象に新棟の施設見学会や祝賀会が行われた。川口理事長は「立派な施設が完成した。病院設立からの理念である、豊かな人類愛と科学的英知に基づく美しい医療をこれからも目指していきたい《と述べた。
現在の東棟を解体し、駐車場整備後の来年6月が本格的なオープンだが、7日から移転準備を進め、11日から供用開始する。
提供 - 函館新聞社
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