女子生徒が暴行受け後遺症、市と男子生徒に1億円の賠償求め提訴

 2005年6月、通っていた函館市立の中学校で、現在高校生の女子生徒(17)が男子生徒に階段から突き落とされるなどしてけがを負い、後遺症が残ったとして、女子生徒と両親が市と男子生徒を相手取り、約1億円の損害賠償を求める訴えを函館地裁に起こしていたことが2日までに分かった。原告側は市に対し、校内での管理責任を怠ったと主張している。

 原告の弁護人などによると、女子生徒は当時、男子生徒から後頭部をつかまれて窓ガラスに頭をぶつけられ、さらに階段から突き落とされるなどして、脳振とうや打撲などのけがを負った。女子生徒はその後、全身に痛みが残る線維筋痛症や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを発症し、現在も治療を続けているという。

 市教委は「当時のことは報告を受けているが、訴状が届いていないため、詳しい内容が分からず、コメントできない」としている。

update 2008/12/3 15:39
提供 - 函館新聞社


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