準備着々 ムード高まる クリファンツリーあす開幕
函館の冬を盛り上げる「2008はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)のメーンツリーが29日、主会場の金森赤レンガ倉庫(函館市末広町)岸壁にお目見えした。12月1日の開幕に向け準備作業も仕上げの段階に入り、道南スギを使ったツリー作りも行われるなどムードが高まっている。
今年で11回目の開催で、25日までさまざまな催しが繰り広げられる。開幕日の1日は午後5時半から、メーンツリー前でオープニングセレモニーが開かれる。
ツリーの点灯式は2日以降、点灯者が日替わりで登場し、期間中、午後5時から同8時まで市内の飲食店のオリジナルスープ12種類を1杯500円で販売する「スープバー」が設けられる。関連イベントとして、廃油で作ったろうそくに明かりをともす「クリスマスキャンドルナイト」(3日、10日、17日いずれも午後6時)や市内の幼稚園児によるクリスマスソングの発表会「クリスマス・キッズ合唱コンサート」(12日午後6時半、金森ホール)などが行われる。
メーンツリーはこの日の午前10時ごろ、浅野町の作業場から船で海上をけん引され会場に到着した。岸壁に係留後、ツリー周辺にライトアップ用の照明を取り付けるなどの作業が行われ、通り掛かった観光客らが早速、記念写真を撮る光景が見られた。
ツリーは姉妹都市のカナダ・ハリファクス市から届けられた約20メートルのモミの木。21日に作業場に到着し、実行委のメンバーが約5万個の電球の飾り付けを行ってきた。
30日に最終点灯リハーサルを行い、本番を迎える。実行委の企画・運営を担当する佐藤賢治さん(44)は「期間中、天気に恵まれ、たくさんの人に楽しんでもらえれば」と話している。
提供 - 函館新聞社
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