5日からイルミナシオン映画祭
12月5日から函館市内の2会場で開催される「函館港イルミナシオン映画祭2008」(実行委主催)は、日本映画界を支えた巨匠の作品を振り返る特集をはじめ、若手監督の最新作や初の海外作品の上映などを盛り込んでいる。シンポジウムや恒例のパーティーも予定されており、映画の世界を満喫できる3日間となりそうだ。
メーン会場となる函館山ロープウェイ展望台クレモナホールでは、新旧幅広い12作品を上映。特集企画「栄光の日本映画」では、初日のオープニング上映で故今村昌平監督の「豚と軍艦」(61年)、2日目に故市川崑監督の未公開作品「その木戸を通って〜FUSA」(93年)、坂本竜馬暗殺までの2日間を描いた故黒木和雄監督の「竜馬暗殺」(74年)を紹介する。
もう一つの特集企画「函館0年特別上映」では、第1回映画祭のラインナップ「オートバイ少女」(94年、あがた森魚監督)、「草の上の仕事」(93年、篠原哲雄監督)、「裸足のピクニック」(92年、矢口史靖監督)を上映。あがた、篠原両監督のほか、08年ベルリン国際映画祭最優秀新人作品賞に輝いた熊坂出監督の「パーク アンド
「ラブホテル」に出演した女優のりりィさんらゲスト20人を予定している。
5日午後9時半からは金森ホールでオープニングパーティー「牛頭(ごず)BAR」(ドリンク、フード食べ放題3000円)、6日午後8時45分からは函館山山頂展望台レストラン・ガードで公式パーティー(同3000円)を開催。7日午後1時半からは十字街シアターでシンポジウム「映画祭ってなんだ!」(参加無料)も行う。
入場料は十字街シアターが1回500円、クレモナホールが1回券大人1200円(当日1500円)。2会場共通1日券大人2500円(当日3000円)など。市内松柏堂プレイガイドなどで販売中。問い合わせは事務局0138・22・1037。
提供 - 函館新聞社
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