函館の魅力を世界に発信「はこだて動画甲子園」実施中
あなたしか知らない函館の魅力を「動画」で表現しませんか―。函館市は、街の映像をインターネットの人気動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」に掲載し、魅力を世界にPRする「はこだてブランド映像事業」に取り組んでいる。この一環として、短編動画を一般公募する「はこだて動画甲子園」を実施中だ。事務局の映像制作会社「シンプルウェイ」(阪口あき子代表)は「夜景だけでなく、住んでいるから分かる函館の魅力をアピールしたい」としている。
近年の観光客減などを背景に、同市観光コンベンション部ブランド推進課が企画し、同社に事業を委託した。新たな街の魅力を発掘し、動画投稿サイトを活用する観光振興の新たな試みだ。
同事業ではまず、同社が「函館の新しい魅力」を伝える短編動画を来年3月までに30本以上制作する計画。既に21本が完成しユーチューブで公開しており、専用ホームページ(HP)「函館CM放送局―Hako Tube」で視聴できる。
作品は観光や食などがテーマだが、ユーチューブ視聴者をターゲットにしているとあって、どれも切り口が少し変わっている。「函館滅亡!?イカール星人襲来」は、CGと実写を組み合わせ、異星人が操る巨大イカロボットと、五稜郭タワーが変身したロボットが対決するユニークな内容。「秘湯ハンター」と称した中年男性が水無海浜温泉など各地の温泉地を訪れるシリーズや、生のイカの足を男性がそのまま食べる刺激的なシーンなど、どれも趣向が凝らされている。阪口代表(35)は「これまでのイメージと違う函館の面白さや魅力を感じてもらい、それが話題になれば」と説明する。
一般公募は「世界に発信したい函館の新しい魅力!」をテーマとした1分以内の短編映像。1月20日(当日消印有効)まで募集し、審査を経て入賞作品を決める。最優秀には賞金10万円を用意。入賞作品は事務局が英語、中国語、韓国語にも翻訳し、ユーチューブで公開する。携帯電話のカメラで撮った映像も可。同社担当の上田武央さん(31)は「映像の質よりインパクトや題材を重視。あなたの“函館愛”を形にして」とPRしている。
希望者は応募用紙に作品を記録したDVDを添えて、事務局(函館市本通1の26の12 シンプルウェイ内)に提出する。問い合わせは事務局TEL0138・86・7601。専用HPはhttp://
提供 - 函館新聞社
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