61歳女性、振り込め詐欺で150万円被害
函館市内の無職女性(61)から21日、「おれおれ詐欺」の被害に遭い、150万円をだまし取られたと、函館西署に届け出があった。同署は振り込め詐欺事件として捜査を進めるとともに、市民にあらためて注意を呼び掛けている。
調べによると、女性は19日午前11時ごろ、息子を名乗る男から「友人の借金の保証人になった。今日中に150万円を払わないと大変なことになる」などとする電話を受けた。女性は息子と思い込み、同日午後、同市内の金融機関のATM(現金自動預払機)から指定された千葉県内の金融機関の口座に現金150万円を振り込んだという。
さらに、20日午前7時ごろ、女性が男の携帯電話に電話すると、男は100万円を追加して振り込むように指示。女性の夫(65)が男の声に違和感を覚え、電話を切った後、道内に住む息子に確認し、だまされたことが分かったという。現金は既に引き出されていた。
男からは犯行前日の18日に「携帯電話の電話番号が変わった」と電話があり、巧みに女性を信じ込ませていたという。同署は典型的な「おれおれ詐欺」事件として調べを進めている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。