函水高海洋技術科3年チームが2年連続全国大会へ

 函館水産高校(齋藤隆校長、生徒477人)海洋技術科3年の生徒3人で構成する研究チームがこのほど、釧路管内厚岸町で開かれた道高校水産クラブ研究発表大会で2年連続の優秀賞に輝き、12月12日に小樽市で開催される全国大会に出場することが決まった。同校食品科3年生チームも優良賞を受賞し、ダブル入賞に関係者は喜びに沸いている。海洋技術科チームの吉江裕太君(18)は「とてもうれしい。全国大会でも頑張りたい」と意気込んでいる。

 同大会は地域の自然や水産業にスポットを当てた研究の成果を披露する場で、道内の4高校から計11チームが参加した。海洋技術科のチームは吉江君と渡邊文也君(18)、越後俊哉君(18)で、「マナマコ生産の基礎研究」とのテーマで発表。同校で飼育していた北斗沖産マナマコの成長や水槽内での清浄能力について報告した。地元の水産物に着目した内容と発表の仕方が評価された。渡邊君は「地道な取り組みが実を結んで良かった」と話した。

 食品科チームは野呂亮太君(18)と山口龍馬君(18)、木元大輝君(18)。ホッケやサンマなど実習で余った魚の内臓などを使った魚しょうゆに大豆しょうゆを混ぜ合わせ、同校オリジナルの「魚しょうゆ」を製造した研究を発表した。木元君は「自分たちの研究が評価されてうれしい」と笑顔を見せた。

 指導に当たった西川正一教諭は「生徒がよく頑張ってくれた。今回の達成感を忘れず次も1位を目指してほしい」と話していた。

update 2008/11/22 23:29
提供 - 函館新聞社


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