坂田選手 西武と仮契約

 【七飯】今年のプロ野球日本一に輝いた埼玉西武ライオンズからドラフト4巡目に指名された函館大学(溝田春夫学長)野球部4年の坂田遼外野手(22、神奈川・横浜創学館高)が20日、函館大沼プリンスホテル(七飯町西大沼温泉)で契約交渉に臨み、契約金4500万円、年俸1000万円(いずれも推定)で仮契約した。坂田選手は「こんなに評価してもらえるとは思っていなかった。期待に応えたい」と意欲を燃やしている。

 坂田選手は同日午前10時半から同球団編成部の鈴木葉留彦部長(57)と、スカウトの水澤英樹さん(39)を交えて約1時間にわたり交渉。記者会見で鈴木部長は「長打力が魅力で、左の強打者はライオンズにはいない選手」と高く評価した。6月の全日本大学野球選手権で東京ドームの天井に届きそうなほどのファールを放ったパワーが印象深かったとし、「まずは打つことに磨きをかけてほしい」と期待を寄せた。

 坂田選手はチームの印象を「若い選手が活躍していて雰囲気が良さそう」とし、対戦したい投手に高校の同期で福岡ソフトバンクホークスの高橋徹投手、北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手を挙げ、「ダルビッシュ投手は日本で今一番すごい選手。戦ってみたい」と力を込めた。

 函大から初のプロ選手が誕生となり、同大野球部の阪内俊喜監督は「事実上の契約。ほっとしている。ここがスタートライン。頑張ってほしい」とエールを送った。

 坂田選手は1月の新人合同合宿に向けて調整を進めており、「プロ選手として実感が沸いてきている。ファンに愛され、チームに必要とされる選手になれるように一生懸命プレーしていきたい」と話した。

update 2008/11/21 11:51
提供 - 函館新聞社


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