科学の魅力どう伝える 未来大で人材育成講座
科学技術を一般向けにに分かりやすく伝える「科学技術コミュニケーター」を養成しようと、「科学と市民社会をつなぐ人材育成講座」が15、16の両日、公立はこだて未来大(函館市亀田中野町)で開かれた。市内の学生ら約20人が映像や写真など各分野の専門家から効果的な情報発信の手法を学んだ。
北大科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP、代表・杉山滋郎理学研究院教授)の主催。2009年夏に開催予定の大規模イベント「はこだて国際科学祭」に向けて運営スタッフを育成する狙いで、16日のワークショップでは映像クリエイターら5人が講師を務めた。
参加者は「函館×科学」をテーマに意見交換した後、分野ごとにアイデアの具現化に向けたアプローチを展開。グラフィックデザインを担当するチームは同祭のポスター製作に取り組み、写真や折り紙などを切り張りして一つの作品を仕上げていた。
未来大3年の田中麻依さん(21)と函館高専4年の藤田真弥さん(20)は季節によって見え方が異なる函館の街並みを色や写真で表現。2人は「科学の素晴らしさを広く伝え、イベントを盛り上げていければ」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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