期待のタマフクラ 柔らかく食感グー…試食会
本年度から道南地域限定で栽培が行われている新品種の大豆「タマフクラ」の試食会が15日、函館市地域交流まちづくりセンター(函館市末広町4)で行われた。来場者はさまざまに調理されたタマフクラを食べ比べながら、アンケート用紙に食感や甘みの違いなどを記入していた。
タマフクラは一般の大豆に比べて非常に大きな粒なのが特徴で、柔らかく甘みもあり、将来的には道南地域の主力作物との期待も高い。今回の試食会は、一般消費者にタマフクラを認知してもらうとともに、調理や加工法の可能性を探ろうと、生産者と市民団体で構成する応援プロジェクトが主催した。
試食は蒸し大豆、枝豆ご飯、枝豆の3種類の食べ比べで、参加者はじっくりと味わいながら細かくチェック。市内東川町の藤田裕子さん(51)は「想像していたより甘みが少し足りないが、柔らかくて食感がいいので、色々な料理に試してみたい」と話していた。
主催者の田中ユサさん(食ねっとわーく道南代表)は「タマフクラに適した調理法や食べ方を今回のアンケートを参考にして開拓し、生産者にも消費者にも魅力のある品種として育てていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。