地域とのかかわり紹介…福島・中塚建設社長 建設フォーラムで講演
【福島】社訓に「地域貢献」を掲げ、まちの活性化を進める中塚建設(福島町三岳73)の中塚徹朗社長(50)が、札幌市で17日に開催される建設フォーラムで講演することが決まった。キリンクレーンなどで子どもたちを喜ばせている教育活動や、工事現場を防犯拠点とする一連の取り組みが評価されたためで、中塚社長は「福島の魅力はもちろん、道南全体のまちづくり活動の情熱を伝えてきたい」と意気込んでいる。
札幌市の北海道建設新聞社(松木剛社長)創立50周年記念フォーラムで、「未来へつなぐ建設業〜地域に活路を求めて〜」のテーマに合わせ、「約50人の社員で取り組んできた活動の成果を伝えてほしい」と主催者側から打診があった。
キリンクレーン(7トン)は、町内の小学生が2006年6月にデザイン。黄色地に茶色の斑点模様で頭部には丸い目がある。小学校の写生会のモデルとして活躍するほか、その愛らしい姿は「工事現場が動物園みたい」と町民にも大人気だ。中塚社長は「『今日はここでキリン』『明日はトラ(パワーショベル)』と社員同士が車両に愛着を持ち、現場の雰囲気が良くなった」と話す。
また、「キリンが住民を見守っている」として、工事現場を防犯拠点にし、手作りののぼりやシールで地域安全にも力を注いでいる。社員は町内の各種イベントに積極的に参加し、運営スタッフとして古里を盛り上げている。
講演当日は中塚社長のほか、北大大学院の高野伸栄准教授や赤平市の植村建設(植村真美社長)など道内3企業が各活動を伝える。
同フォーラムは午後1時半から共済ホール(札幌市中央区北4西1)入場無料だが整理券が必要。問い合わせは同新聞社TEL011・611・6311。
提供 - 函館新聞社
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