五稜郭公園で「雪つり」作業

 函館市の五稜郭公園で14日、晩秋の風物詩「雪つり」の作業が始まった。この日は観光客らが見守る中、同公園管理事務所の職員や市シルバー人材センターの作業員らがイチイなどに縄を掛けていった。

 雪つりは木に積もった雪の重みで、枝が折れないようにするのが目的。アカマツなどの大きな木は業者が作業を担当し、計約30本を手掛ける。

 それぞれの木に合った長さの竹を支柱に据え、頂点から円すい状に張った縄で枝をつる。毎年、立冬のころ作業を始めるが、今年は暖かく、1週間ほど開始が遅くなった。すべて終了するのに約1週間掛かり、来年4月まで冬の装いになる。

update 2008/11/15 10:38
提供 - 函館新聞社


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