函館高専4年ぶり優勝…ロボコン道地区大会

 函館工業高等専門学校(長谷川淳校長)の学生チームが、このほど釧路市で行われた第21回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2008(高等専門学校連合会など主催)の道地区予選大会で優勝した。23日に東京で行われる全国大会に出場する。

 地区予選には道内4高専から8チームが参加。競技は、ロボットが全長10メートルのコースで多足歩行から二足歩行に変身し、障害物をクリアする時間などを競う。函館高専チームのほか、推薦枠で釧路高専Aが道代表に選ばれた。

 函館高専からは、ロボット研究会のサークルメンバー40人が製作した2基が参加。6月ごろから設計を始め、部分別に工夫を重ねながら作業を進めた。1基は優勝し、別の1基はデザイン賞に輝いた。同高専の地区大会優勝は4年ぶり4度目。

 優勝作品は、ムカデ型の大きなロボットが地球をイメージした球体を運び、途中でその球体からヒト型ロボットが現れるもの。出場チームリーダーの3年生、上口卓真君(18)は「仲間の協力があってこその結果。全国では優勝とロボコン大賞を狙いたい」と話す。メンバーの佐々木駿君(19)は「全国でも全力を尽くしたい」、林原健人君(17)も「メンバーみんなでつかんだので、次も頑張りたい」と意気込む。本番ではこの3人に加え、関谷大地君ら5人が修理作業などを行うピットクルーとして全国大会に臨む。

update 2008/11/13 10:44
提供 - 函館新聞社


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