ネパール料理に挑戦…大野農高が酪農学園大と調理体験

 【北斗】大野農業高校(北沢住人校長、生徒341人)生活科学科の2年生32人が11日、北斗市向野の同校で酪農学園大(江別市)の学生らとジャガイモを使ったネパール料理の調理体験などを楽しんだ。本年度から始めた高大連携の食育推進活動の一環。参加者は調理のほか、実験や研究発表などでも交流した。

 この連携活動は双方の専門的な農業活動を生かして学び合おうと実施。身近なジャガイモにスポットを当て、大野農高では品種別栽培など、同大では高校生向け副読本の作成などを進めてきた。夏には高校生が同大を訪れているが、学生が来校するのは初めて。

 同大農業経済学科の發地喜久治教授と3、4年生17人が参加。大学側の研究発表後、参加者はネパールのシェルパ民族の主食料理「リキクル」の調理に挑戦した。すったジャガイモに小麦粉などを混ぜて焼く簡単メニューで、高校生は学生らと協力しながら焼き上げ、一緒に味わった。

 大野農高2年生の佐藤修君(16)は「ネパールの調理法は初めて。お好み焼きみたいでおいしい」、中野春樹君(17)も「大学生と話しながら同じことをするのが楽しい」と話していた。同大4年生の辻野奈津美さん(21)は「こうした連携は良い経験。酪農大のアピールにもなれば」と笑顔だった。

 12月には同大で1年間の研究発表会が行われる。

update 2008/11/12 11:33
提供 - 函館新聞社


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