市内公立学校の給食にクジラ肉メニュー

 函館市内の公立学校で10日から、クジラ肉を使った給食メニューが登場した。この日は函館五稜中学校(坂上範夫校長、生徒249人)など8校で「クジラ竜田揚げ」が出され、生徒たちはおいしそうに味わっていた。

 食文化の伝承を目的に2004年度から年1回実施。今年も市内の全公立小、中学76校で12月2日までの期間、カレー風味フライや中華いためなどのクジラ肉メニューが1種類ずつ取り入れられる予定。函館大川中の土橋美津子栄養教諭によると、クジラ肉は牛肉や豚肉に比べてタンパク質が多く、鉄分も豊富で脂肪は少なめだという。竜田揚げは、すりおろした生ショウガなどで下味を付けて生臭さを減らし、硬くならないよう揚げ加減も工夫した。

 五稜中1年A組(高橋賢教諭、31人)では生徒らが早速クジラ肉をほお張り、食感を楽しんでいた。学級議長の丸岡亮大君(13)は「外側がカリカリしていて肉は軟らかくてうまい」と話していた。

update 2008/11/11 13:42
提供 - 函館新聞社


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