市民オペラ始まる

 函館市民オペラの会(金山正智会長)の第18回公演「コシ・ファン・トゥッテ」(モーツァルト作曲、全2幕)が8日夜、函館市民会館(湯川町)で始まり、大勢の市民が舞台を楽しんだ。

 同公演は函館市民文化祭の舞台芸術部門の発表作で、今回初めて3回上演する。キャストやオーケストラ、ボランティアら総勢160人が参加した。

 「コシ・ファン・トゥッテ」は、「女は皆こうしたもの」と訳され、1幕はフィオルディリージ(次藤正代さん)とドラベッラ(今井真貴さん)姉妹のそれぞれの恋人、フェルランド(前田治さん)とグリエルモ(木村映之さん)が、相手の貞節を試そうと、老哲学者のアルフォンゾ(青木靖典さん)とfイけをした。フェルランドとグリエルモは別人になって違う相手に求愛し、恋人との愛をかたくなに守っていた姉妹の心は次第に揺れ動く。2幕は劇的な結末に向け、物語がスリリングに進行。

 オーケストラの演奏に合わせて、出演者の美しいアリア(独唱)や六重唱などが展開され、観客もじっくり鑑賞していた。市立函館高1年の熊木早希子さん(16)は「次の展開が気になるような物語で見応え十分。出演者のアリアや重唱もすてきだった」と話していた。

 9日は午後1時、同6時から同会館で開かれる。当日券は指定席3000円、自由席2500円。

update 2008/11/9 13:21
提供 - 函館新聞社


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