道立漁業研修所で海友祭、半年間の成果発表

 【鹿部】道立漁業研修所(鹿部町本別5409)で8日、第2回「海友祭〜海と僕たちの生きる道〜」が開かれた。本年度の研修生が半年間の研修成果を発表する場で、加工食品の販売やロープワーク体験など多彩なイベントが用意され、多くの来場者でにぎわった。

 同研修所は漁業後継者を目指す青年を対象に、必要な知識や技術、資格取得などを半年間にわたって指導する施設で、本年度は全道各地から44人が学んできた。海友祭は研修成果を紹介するとともに、地域住民と交流する目的で昨年から実施している。

 この日は網の修理法を実演したり、特殊なロープの結び方を来場者に指導する体験コーナーから、研修所内に掲示してある問題に答えて商品をもらう「お魚クイズ」や「スタンプラリー」など、子どもから大人まで幅広く楽しめるイベントを数多く実施。研修生手作りのサケフレークやタコやホタテの薫製類などが格安で販売され、来場者の人気を集めていた。

 同祭実行委員長で胆振管内洞爺湖町出身の荒雄大さん(26)は「研修期間中は地元の人たちと触れ合う機会が少なかったが、今日は大勢の人たちが足を運んでくれてとてもうれしい。これをきっかけに研修所や研修生の存在を身近に感じてもらいたい」と話していた。

 本年度の研修生は12日に修了式を迎え、それぞれの地元で漁業者として活躍する。

update 2008/11/9 13:20
提供 - 函館新聞社


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