初の秋季江差追分セミナーが開講
【江差】江差追分の上達を目指す全国の愛好家を対象に、本場・江差で活躍する師匠陣がマンツーマンで歌い方などの指導を行う「秋季江差追分セミナー」(主催・江差追分会)が、江差追分会館(中歌町193の3)で開講した。
【秋季セミナーの日程は3日間。6、13、20日の3期に分かれて道内をはじめ首都圏などから約30人の受講生が参加を予定している。6日にスタートした第1期のセミナーは11人が参加。同会館では地元で活躍する浅沼和子上席師匠、渋田義幸正師匠が、江差追分独特の難しい息継ぎのコツ、歌う際の正しい姿勢、音程の取り方を熱心に指導している。3日間の“集中特訓”に参加した受講生は、真剣な表情で師匠陣のアドバイスに聞き入っていた。
【1986年に始まったセミナーはこれまでは毎年2月に開かれていたが、より多くの受講機会を求める会員の要望に応えて、本年度からは江差追分全国大会などの主要行事が済んだ11月にも開講することになった。同会の小田島訓事務局長は「本格的な冬が訪れる前の11月にセミナーを開くことで、道外に住む愛好家が1人でも多く江差を訪れることができれば、江差追分の普及・伝承の弾みになるのでは」と話している。
【セミナーは来年2月にも5、12、19、26日の4期の分けて開講する。いずれも3日間。期間中の昼食代や懇親会費を含む受講料は1万5000円。問い合わせは江差追分会事務局TEL0139・52・5555へ。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。