函館で初雪…昨年より11日早く

 函館海洋気象台は4日、函館市市内の初雪を観測したと発表した。平年より2日、昨年より11日早い観測で、同市の西部地区では午前中、時折強い風の中で雪が舞う場面もあり、身をすくめて寒さに耐える観光客の姿が見られた。

 この日は本道の上空5000メートル付近に、氷点下33・9度という12月下旬並みの強い寒気が流れ込んだ影響で各地で気温が下がり、函館は未明の雨が午前4時20分ごろにみぞれに変わった。その後、同5時すぎまで断続的に降ったほか、同9時ごろからも強風で舞うように雪が降った。最低気温も今季最低の2・5度まで下がり、西部地区の観光地では舞う雪に観光客が驚いていた。

update 2008/11/5 10:16
提供 - 函館新聞社


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