函館空港にイカロボット
函館工業高等専門学校(函館高専、長谷川淳校長)専攻科の学生らが作った観光案内用のイカロボットが、函館空港ターミナルビル1階(高松町511)にお目見えした。市電の模型に乗ったイカロボットが観光ポイントを紹介するユニークな案内システムで、早速利用者らの目を引いている。
退職技術者と学生が企業のニーズに応じてものづくりに取り組む同高専独自事業の一環。このロボットは、函館空港ビルデングから「空港を訪れた方への函館らしいおもてなし」とのテーマで依頼を受けた。
設置場所は国内線の到着ロビー。システムは函館山など観光地のジオラマが置かれた約3メートル四方の台の上を、市電に乗ったイカロボットが移動。各地に止まると光って上下に動き、スピーカーからその場所のガイド音声が流れる仕組み。年内中は展示する予定だ。
長男の優生ちゃん(1)と一緒に見ていた長万部町に住む川瀬紀恵さん(32)は「子どもが電車好きで興味があるみたい。イカが光って動いたり、観光案内するのが面白い」と話していた。同高専機械工学科の浜克己教諭は「学生がマイスターと一緒にまちおこしとして作った。ぜひ一度見に来て」とPRしている。
提供 - 函館新聞社
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