ロシア外相きょう来函

 ロシアのラブロフ外相が4日、函館を訪問する。特別機で函館空港に到着し、旧ロシア領事館やロシア極東大函館校などを視察する。函館滞在は約6時間。来函に伴い、国道278号や元町地区で交通規制などが行われ、市や関係機関は理解を求めている。

 北海道へのロシア外相訪問は初めて。元町の極東大函館校で「ロシアセンター」開設式典に臨み、市内のレストランでは「ラブロフ外相との市民交流会」を開く。

 来函を控えた3日、元町や船見町地区、空港から西部地区を結ぶ国道278号では要人警護の演習が行われ、パトカーや白バイが往来し、随所で警官が警戒するなど物々しい雰囲気に包まれた。 ロシアセンターを開設する極東大では、ロシアの書籍など約1300点が届き、準備を終えた。ラブロフ外相、高橋はるみ知事、西尾正範市長の3人でテープカットし、センター内でロシア式の清めの儀式「成聖式」を開く予定。

 今年は函館に日本で初めてロシア領事館が開設され150年、旧領事館が建設され100年の節目で、外相訪問は節目の年を祝う最大の行事となる。西尾市長は「函館が日ロ交流の拠点となり、将来の両国関係を担う人材の育成に取り組んでいることを伝え、経済交流の推進や極東大への支援などを要請したい」と話している。

update 2008/11/4 14:31
提供 - 函館新聞社


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