イルミナシオン映画祭上映作品決定

 函館山ロープウェイ展望台クレモナホール(函館山山頂展望台)、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)内の十字街シアターで12月5―7日に開かれる「函館港イルミナシオン映画祭2008」(実行委主催)の上映作品とゲストが、3日までに決まった。函館ロケの大ヒット作「ギターを持った渡り鳥」(1959年、斎藤武市監督)をはじめ、国内外の新旧幅広いジャンルの作品のほか、近年亡くなった今村昌平、市川崑、黒木和雄の3監督をしのんだ特集企画など計25作品の上映を計画。ゲストには女優の坂井真紀さんら20人を予定している。

 初日の最初の上映となる「ギターを持った渡り鳥」(同ホール、5日午後零時半)は函館山ロープウェイ50周年記念とし、希望者ペア100組を招待する。初の海外作品では06年の中国映画「胡同(フートン)の理髪師」(同ホール、5日午後3時)と07年のオランダ映画「愛しのティツィア―出島の西洋婦人像」(十字街シアター、6日同2時)の上映を予定している。

 邦画界の巨匠を追悼する特集上映「栄光の日本映画」では、今村監督の61年の「豚と軍艦」(同ホール、5日午後6時半)、市川監督の日本初公開作品となる93年の「その木戸を通って〜FUSA」(同、6日午後1時15分)、黒木監督の74年の「竜馬暗殺」(同、同午後6時5分)を予定。このほか、95年の第1回の同映画祭で上映した3作品の紹介、恒例のゲストと交流するパーティーや十字街シンポジウム(十字街シアター、7日午後1時半)など、多彩なイベントも用意する。

 実行委の中野三博事務局長は「海外作品も取り入れ、原点を見つめ直す上映ラインアップを用意した」と説明している。

 入場料は両会場共通の1日券が大人2500円など。ローソンチケットなどで販売しているほか、同センターなどで6日から取り扱う。詳しい上映内容などが掲載されたチラシ約8000部が、公共機関など各所に置かれている。問い合わせは函館事務局TEL0138・22・1037。

update 2008/11/4 14:30
提供 - 函館新聞社


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