金森赤レンガ倉庫で道南オリジナルビールの試飲会
函館市末広町の金森赤レンガ倉庫(渡邉兼一社長)BAYはこだて内の「カフェ&ダイニング かねもり」(後藤敏一総支配人)で2日、同倉庫敷地内で収穫した大麦とホップを使用したオリジナル生ビール「Oh My 金森ビール」の試飲会が行われた。自ら原材料を育てた一般市民ら約60人が、さわやかなのどごしのビールを楽しんだ。
同倉庫では開業20周年記念イベントとして、敷地内で大麦とホップを育てて道南オリジナルの生ビールを作ることを企画。5月5日に一般公募による20家族が各1メートル×2メートルの畑に種をまき、8月7日に収穫した。札幌市の札幌開拓使麦酒醸造所(征矢真一社長)に醸造を依頼し、約1000リットルのオリジナルビールが出来上がった。
試飲会には17家族約60人が参加。征矢社長は「現在、道内で大麦やホップを生産しているのはごくわずかの地域なので、道南で育った材料でビールを作ることができるとは思っていなかった。予想以上に素晴らしいビールができたので、存分に味わってください」とあいさつ。渡邉社長の「乾杯」の発声で一斉にグラスを傾けた。
参加者の一人、柴崎靖之さんは「自分が作った材料で出来上がったビールの味は格別。今後もこのような企画があればぜひ参加したい」と笑顔を見せていた。
「Oh My 金森ビール」はカフェ&ダイニング かねもりと、同倉庫函館ヒストリープラザ内の函館ビヤホールで味わうことができる。小ジョッキ470円、中ジョッキ720円、在庫がなくなり次第販売終了となる。
提供 - 函館新聞社
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