啄木短歌 若い感性で…道南の高校生が書道展
道南の高校生による書道展「啄木短歌を書こう」(財団法人函館市文化・スポーツ振興財団主催)が函館市末広町22の市文学館で開かれている。若さあふれる力作23点が来場者の目を楽しませている。12月25日まで。
財団創立20周年、文学館開館15周年を記念した企画で、高校生に函館ゆかりの歌人、石川啄木の文学に親しんでもらうことが目的。書道部に所属する生徒が感銘を受けた短歌を書に書き起こして表現した。
会場には「ふるさとの 山にむかひて 言うことなし ふるさとの山は ありがたき哉」などの代表的な短歌を繊細な筆遣いや豪快なタッチで表現した作品がずらり。同文学館の大島吉憲主事は「生徒が短歌をよく詠んでそしゃくし、独自に表現した作品をぜひ観賞してほしい」とPRしている。
25日までは函館西、函館大妻、清尚学院、函館中部、森の作品23点を展示。26日から12月8日までは市立函館、遺愛女子、函館稜北、江差の4校、12月9日から25日までは函館商、桧山北、白百合の3校の書を展示する。
午前9時―午後5時。入館料は一般300円、学生・生徒・児童150円。10―14日、12月11日は休館日。問い合わせは同文学館TEL0138・22・9014。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。