クジラ肉大人気!…北大「北水祭」始まる
北大水産学部(函館市港町3)の大学祭「第47回北水祭」が1日、開幕した。今年は「Aqua(アクア)カンタービレ」をテーマに、2日間にわたり開催される。初日は、毎年人気の「北大鯨類研究会」のクジラ肉販売に長蛇の列ができたほか、学生らの模擬店やキャンパス内をめぐる探検ツアーなどが来場者の人気を集めた。
鯨類研究会が提供する1日300食限定の名物「鯨すき丼」は、東京農大客員教授で札幌市の「おばんざいくじら亭」の野口真希さんが考案。クロミンククジラの赤肉をすき焼き風にアレンジし、臭みもなく食べやすいと人気を集めた。冷凍赤身や大和煮の缶詰販売は、市販価格より安いとあって、開始前から80人ほどの列ができ、瞬く間に初日分を売り切った。
缶詰を買い求めた同キャンパスの清掃員、山田敦子さん(55)は「普段、学生たちの準備の様子を見てきたので、今日はゆっくり見て回りたい」と話していた。
また、函館市漁協と南かやべ漁協主催の鮮魚即売会会場には、近海で水揚げされたばかりの新鮮なマコガレイやクロソイ、サケなどが並び、主婦らの人気を集めた。このほか、同学部の交響楽団によるコンサートや、キャンパスをめぐるツアー、ミニ水族館など、多彩な催しで来場者を楽しませた。北水祭は2日も行われ、活魚のつかみ取りやチアリーディング部のパフォーマンスなどを予定している。
提供 - 函館新聞社
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