プロ野球ドラフト会議、函大の坂田が埼玉西武から4位指名

 プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が30日、東京都内のホテルで開かれ、函館大学(溝田春夫学長)野球部4年の坂田遼外野手(22、神奈川・横浜創学館高)が埼玉西武ライオンズに4位で指名された。函大野球部にとって指名を受けるのは初めて。坂田選手は「プロは夢だったが、指名されるとは思っていなかったので、うれしい」と喜びを話し、校内もにも歓喜の声が響いた。

 坂田選手は、横浜創学館高時代からプロに注目されていた。2年生の秋に右足の甲を骨折し、完治に半年かかったが、夏の選手権神奈川県大会で復帰しベスト8入りを果たした。その後、坂田の才能に注目した阪内俊喜監督(52)の熱心な誘いを受け函大へ進学を決めた。

 1年生の2005年道六大学春季リーグから4番打者として活躍。4年間で公式戦76試合に出場しベストナイン4回、首位打者2回と大活躍。4年生の今季は、春季リーグで16年ぶりの優勝、さらに第57回全日本大学野球選手権大会(東京)では函大初勝利に貢献するなど、打線の主軸して活躍した。同大会を数球団のスカウトが見ており、ドラフト指名が有力視されていた。

 この日は午後4時45分ごろ、阪内監督に同球団から指名の知らせが入り、同級生らが坂田を囲み「おめでとう」「やったな」と祝福。阪内監督と共に会見した後、部員から胴上げや肩車をされ満面の笑顔を見せていた。今年のドラフトで本道関係の指名は坂田選手一人だった。

update 2008/10/31 12:54
提供 - 函館新聞社


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