「千の風になって」曲からイメージしたディナーとカクテル…大沼プリンスホテル
【七飯】大沼プリンスホテル(大久保秀樹支配人)は28日夜、大沼で誕生したヒット曲「千の風になって」にちなんだスペシャルディナーとオリジナルカクテルを発表した。昨年発足した「千の風プロジェクト」(渡辺謙治委員長)の企画第2弾。同曲を訳詩作曲した新井満さんも駆けつけ、カクテルを手に「風の色とはこういうものだと感じた」と話した。
同ホテルは昨年のプロジェクト発足後「町おこしに協力できれば」と、ディナーとカクテルについて料理長らと検討。「風という形や色のないものをどうイメージするか」に苦心しながらも、曲のイメージを保ったまま地元食材を使った春夏秋冬のオリジナルメニューを完成させた。カクテルは大沼の空をイメージした美しい水色で、すっきりとした飲み口。底に沈むパープルのリキュールは、曲に秘められた深い思いをイメージした。
新井さんは「曲のコンセプトは“生まれ変わる”。歌からこう発展するなんて」と喜び、「売り上げの一部は千の風基金と七飯町に創設される大沼自然環境保全基金に寄付される。歌が大沼の環境保全につながるとは(歌の)生みの親としてこんなにうれしいことはない」と話していた。
いずれも11月1日からの販売。スペシャルディナーは1万500円で3日前までの予約制。カクテルは1000円で年間通じて楽しむことができる。問い合わせは同ホテルTEL0138・67・1111。
提供 - 函館新聞社
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