思いやりの大切さ学ぶ…JALなど市内小学校で教室開催
函館青柳、湯川の両小学校で27日、日本航空(JAL)と東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが共催する「おもいやり教室」が行われた。道内では初めての開催。航空会社とテーマパークの第一線で働く社員が講師となり、子どもたちに笑顔やあいさつなど思いやりの大切さを伝えた。
日ごろの接客業務で大切な「他者への思いやりの大切さ」を教え、子どもの心の成長を促そうと企画。6月から九州6県で本格実施し、道内では今回の函館を皮切りに旭川市、札幌市などで行われる。
湯川小(伴明校長、児童412人)では6年生約90人が体験。前半、JALキャビンアテンダントの森智子さんが笑顔や会釈など接客のコツを説明。必要な立ち居振る舞い方として、空港施設内では背筋を伸ばして歩き、機内では客と目を合わせることなどを実践を交えて紹介し、「普段の委員会活動や給食などでも、相手を思いやって行動して」と語り掛けた。
続いて児童らは連想ゲームや間違い探しに挑戦。答えがすぐに分かっても仲間が分かるまで言わずに一緒に楽しむことで、思いやりの在り方を学んだ。
2組の安田優奈さん(11)は「(キャビンアテンダントの)歩き方がきれいだった。思いやりは大切だと思った」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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