フードフェスタ、道南産使った料理に舌鼓

 【七飯】道南産の食材を使った料理をビュッフェスタイルで味わう「第3回はこだてフードフェスタin大沼」(実行委員会主催)が25日、七飯町西大沼温泉の函館大沼プリンスホテルで開かれた。地元の農家が育てた新鮮な野菜や果物、近海の海産物などを、同ホテルのシェフが全23品に仕上げ、参加者は舌鼓を打っていた。

 同フェスタは、道中小企業家同友会函館支部が中心となり生産者、流通業者、販売者、消費者団体、行政関係者などが連携し、一昨年から開催。過去2回は函館市内のレストランでコース料理を提供していたが、今年はより多くの種類を楽しんでもらおうと、バイキングによるビュッフェスタイルでの提供となった。

 約230人が参加。開会式では食材を提供した生産者が壇上に立ち、「私たちが育てた野菜や果物などを存分に味わってください」とあいさつ。ビュッフェがスタートすると、各料理の前には長い列ができていった。

 この日のメニューは「道南限定タマフクラと昆布の甘辛煮」「道南牛の豪快びっくり焼」「近海の魚貝のばらずし」「くりりん南瓜のそのまんまプリン」など、素材のおいしさを生かした料理がずらりと並んだ。函館市的場町の坂本幸春さん(58)は「野菜のおいしさに驚いた。これまでは産地を意識しないで野菜を食べていたが、これからは安全でおしいい道南産を選ぶようにしたい」と話していた。

 来年10月の第4回フェスタは東京の新高輪プリンスホテルでの開催を予定しており、里見泰彦副委員長は「今回の料理への反応を参考にしながら、東京の人たちにも道南産食材をおいしく味わってもらえるように準備を進めたい」と話していた。

update 2008/10/26 13:34
提供 - 函館新聞社


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