大根干し盛ん

 【北斗】“白いすだれ”がゆらり―。秋の風物詩「大根干し」が道南各地の軒先で盛んに行われている。北斗市追分35の農業溝井隆さん(43)の畑では、祖母常代さん(90)を筆頭に家族総出で作業に当たり、収穫したダイコンの泥を洗い落とした後、幅22メートルの木製の干し棚に、束ねたダイコン7000本を手際よく並べている。

 溝井さんの畑では戦後から、漬物用として寒気にさらしたダイコンを出荷。以前は追分地区に10軒ほど同様の農家があったが、今年は溝井さんを含む2軒だけ。溝井さんは午前4時半から夕方まで作業を続け、約2週間の天日干し、選別を経て11月上旬に札幌に出荷する。

 「ことしのダイコンは平年並みの出来だが、味は上々」と溝井さん。作業は22日まで続く。

update 2008/10/22 19:37
提供 - 函館新聞社


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