「ロボット・トライアスロン」で未来大3連覇
公立はこだて未来大(中島秀之学長)情報アーキテクチャ学科3年生グループのロボットが、19日に室蘭市の室蘭工業大学で開かれた「第8回ロボット・トライアスロン室蘭大会」(運営委主催)で総合優勝に輝き、見事3連覇を果たした。未来大が製作した4基はすべて入賞し、メンバーは喜びに沸いている。
完全自律型移動ロボットの技術などを競う同大会は年2回、札幌と室蘭で開催されている。競技は移動ロボットを障害付きのコースで走らせ、走行時間やロボットのデザイン、技術など5項目の得点を争う。
総合優勝したのは、UFO(未確認飛行物体)をモチーフに特殊タイヤで機体を開発した「メタボン」。旋回時に向きを変えずに移動できるのが特徴だ。本番ではこの動きを生かした走りを見せ、コースを50秒で走行。1分間のアピール走行で審査される技術、アイデア点も1位を獲得し、総合得点は2位に100点以上も差を付ける722点で優勝した。担当の木村直樹君(20)は「緊張したけれどゴールした時は思わずガッツポーズして喜んだ」と話す。
このほか、未来大の製作したロボット「のぞみ」は走行タイム点で3位に入賞。「一発勝負」は技術賞、「抹茶プリン」はポスター賞を受賞した。
佐々木啓太代表(21)は「4基を完ぺきに仕上げるのは無茶な面もあったが、成果が実った。後輩たちには全国を視野に入れた活動に発展させてほしい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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