函館―大間 運賃6割値上げ…道南自動車フェリー
道南自動車フェリー(函館市港町3、関根二夫社長)は20日までに、東日本フェリー(同、古閑信二社長)から引き継ぐ函館―大間航路の旅客運賃を12月から約6割値上げすると発表した。運航も8月を除き1日2往復に減便し、年間3億円近く見込まれた同航路の赤字圧縮を進める。
道南自動車フェリーが10月中旬、道運輸局函館運輸支局に新料金を届け出た。函館―大間航路の旅客の片道運賃は12月から2等で大人1370円が2200円に、2等寝台が同2080円が3000円(燃料調整金を含む)となり、それぞれ6割前後の運賃引き上げとなる。
車両については車体の長さが6メートル以上のトラックなどは物流面への影響を考慮し、現行運賃を据え置いた。一方、軽乗用車は片道1万2000円、車体の長さ6メートル未満の乗用車は同1万6000円にそれぞれ値上げした。
運航ダイヤは12月から、函館―大間航路が通年で朝夕の1日2往復4便体制となる。従来は5月から9月までの間、1日3―4往復体制だったが、繁忙期の8月1―20日に限り1日3往復6便となる。函館―青森航路は12月から1日8往復体制となり、旅客の片道運賃は3割程度引き上げられる。
提供 - 函館新聞社
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