来月8、9日に市民オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」
函館市民オペラの会(金山正智会長)の第18回オペラ公演「コシ・ファン・トゥッテ」(モーツァルト作曲)が11月8、9の両日、市民会館大ホールで開かれる。同公演は函館市民文化祭(11月1日開幕)の舞台芸術部門の発表作として行い、今回初めて計3回の上演に挑戦する。本番に向けて、歌や演技、演奏の練習は日増しに熱を帯びている。
同オペラは全2幕(約3時間)で、「コシ・ファン・トゥッテ」は「女は皆こうしたもの」と訳される。物語のあらすじは、フィオルディリージ、ドラベッラ姉妹のそれぞれの恋人、フェルランドとグリエルモが相手の貞節を試すため、それぞれ別人になって違う相手を口説いたところ姉妹は心変わりをし、結婚を約束する。結末は…。
公演にはキャストやオーケストラ、ボランティアら総勢160人が参加し、演出と音楽監督は大坂吉明さん、指揮は玉手道男さんが務める。
今年5月下旬からキャスト、合唱、オーケストラに分かれてけいこを始め、10月中旬から会場の市民会館で合同練習も行い、キャストはオーケストラの演奏をバックに役作りに励んでいる。
大坂さんは「仕上がり具合は順調。合同練習も始まり、気持ちも盛り上がってきた」とし、フェルランド役の前田治さんは「合同練習では、1回ごとに課題を持ちながら取り組んでいる。今回、3公演すべて出演するので、しっかり調子を整え本番に臨みたい」と意気込んでいる。
開演時間は8日が午後6時、9日が午後1時と午後6時。入場券は指定席2500円、自由席2000円(いずれも当日は500円増)。問い合わせは市文化・スポーツ振興財団TEL0138・57・3111。
提供 - 函館新聞社
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