ヤマダ電機函館本店オープン

 家電量販店最大手のヤマダ電機(群馬)は17日、函館市美原2の道道函館上磯線(産業道路)沿いに、郊外型店の「テックランドNew函館本店」をオープンした。近くケーズホールディングス傘下のデンコードー(宮城)も約1.5キロ離れた同じ産業道路沿いに新店舗を開業するため、市内美原・昭和地区の家電商戦は激しさを増しそうだ。

 ヤマダ電機の函館本店は、JR五稜郭駅前の「テックランド函館店」(亀田本町)に次ぐ市内2店舗目。旧函館トヨペット本社跡地で産業道路と道道赤川函館線の交差点北東側に位置する。地上3階建ての2、3階が売場で、店舗面積約6800平方メートルは道内2番目の規模という。

 これまでの家電製品に加え、食品や日用雑貨などの品ぞろえを充実させたのが特徴。同店はポイント還元を強みに「大型家電の購入時にたまったポイントで日用品を買うこともできる。楽しみながら何度も足を運んでもらえる店にしたい」(吉田健二店長)とし、リピーターの獲得を目指す。

 初日は先着順の特売商品もあり、午前10時の開店前から約900人が店を取り囲むように並んだ。日用品を買い込んだ近くに住む女性(61)は「電気屋さんでティッシュや洗剤を買うとは思っていなかった」と話し、「近隣の店同士が値段で駆け引きしてほしい」と期待していた。

 同函館本店から北西に約1.5キロの距離には23日、デンコードーが「ケーズデンキ函館本店」(美原3)を開く。店舗面積は閉店した「―函館パワフル館」の2倍弱に当たる約5700平方メートルで、同社は「現金値引きやアフターサービスの充実で差別化を図りたい」とする。今後は昭和タウンプラザ内にあるベスト電器・New函館店(昭和1)を含めた大型店3店が沿路に並ぶことになり、販売合戦の一層の激化が予想される。

update 2008/10/18 09:36
提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです