森町長選 あす告示
【森】競売入札妨害(談合)罪で逮捕、起訴された前町長辞職に伴う出直し森町長選が14日告示、19日投開票される。立候補を予定しているのは元副町長・阿部真次氏(66)、会社役員・佐藤克男氏(58)、元町議・松田兼宗氏(52)=いずれも新人、五十音順=の3人。事件後の新しい舵かじ取りを決める町長選は三つどもえとなる公算が大きく、有権者の関心も高い。
「41年間の行政経験を生かし新しい森町の運営を担いたい」(阿部氏)、「街のよさを全国にアピールし、街を元気にする」(佐藤氏)、「37年間のしがらみを断ち切るとき。役場の改革が急務」(松田氏)。8日夜、森町公民館で開かれた公開討論会で、詰めかけた1000人を前に、3氏はそれぞれ訴えた。
事件発覚後、任期満了を目前に前町長の辞職に伴う選挙戦に町民の関心は高く、合併後初の町長選(2005年4月)に行われた公開討論会を200人以上、上回る来場があった。高まる期待を受け、3氏はそれぞれ、町民参加の町政を掲げるとともに、財政や国保病院の運営、旧砂原地区への振興策を打ち出し、町民の支持を訴える。
同日行われる町議補選(欠員1)とともに、立候補の届け出は午後5時締め切り。町長選立候補を予定する3氏は14日午前8時すぎに町選管に立候補を届け出た後、阿部氏と松田氏は本町で、佐藤氏は新川町で第一声を上げ、選挙戦をスタートさせる。
提供 - 函館新聞社
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