学生ら700人、120年祝う…函館大谷学園 慶讃法要と記念式典

 函館大谷学園創立120周年記念慶讃法要・記念式典が11日、函館市内の函館国際ホテルで開かれ、同学園や真宗大谷派の関係者、同窓生、生徒・学生ら700人が120年の節目を祝い、さらなる飛躍を誓い合った。

 同学園は1888(明治21)年11月、六和講寺院共立「六和女学校」として開校して以来、昨年度までに3万5000人以上の卒業生を送り出してきた。

 この日は式典を前に、真宗大谷派の祝いの儀式にのっとった慶讃法要が行われ、函館大谷高校と同短大の生徒・学生が聖歌隊を務め、祭壇に花とろうそくをささげた。

 式典では仁禮文秀理事長が「真の人間教育を日々の課題として歩み続け、この間、数え切れない方々からたくさんの力添えに恵まれた」と振り返り、「今後も『人間大好き』を世に掲げ、子どもたちに寄り添って歩む教育の確立に向け、精進していきたい」とあいさつ。

 生徒・学生を代表し、同短大2年の斉藤貴子さん、同高校3年の飯田優樹君が「120周年の節目に学べることはうれしく、誇りに思う」と喜びの言葉を述べた。

update 2008/10/12 10:40
提供 - 函館新聞社


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