ガゴメ製品ずらり…棒二森屋「不二屋本店」にコーナー
函館市若松町17の棒二森屋本館地下1階にある「不二屋本店中合棒二森屋店」の売り場の一角に10日、函館特産のガゴメ(トロロコンブの仲間)の加工品を販売するコーナーが設けられた。
函館地区で文部科学省に採択された「都市エリア産学官連携促進事業」への参画企業でつくる都市エリア成果品販売促進連合(須田新輔代表)は、同町20のテナントビル「和光」1階に入居していた即売店「函館がごめランド」を9月末に閉店。移転先を模索していたが、単独での出店が難しく、地場の特産品を取り扱いたいとする不二屋本店と思惑が一致し、コーナーの設置が実現した。
売り場には幅約2メートルにわたって、コンブの粉末や一枚もの、調味料など、同連合の成果品を含めたガゴメ製品約50種類がずらり。ガゴメの特性を説明したパネルを掲示し、レシピ集やパンフレットを無料で配布しているほか、試食も行っている。
同事業の中核機関、函館地域産業振興財団(高野洋蔵理事長)は「これだけ多くのガゴメ製品を取り扱っている店はないので、さらなる周知に期待したい」とし、不二屋本店業務部の小梨信一次長は「客の声が直接届く直営店として柔軟な対応ができるので、卸会社という立場からも得意先に売り込みやすくなるはず」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。